家電などを使うときの節電
日本で使われる電気は石油・石炭などを燃やしてつくられている割合が多いため、電気を使用することにより温室効果ガスが排出されており、家庭からの温室効果ガス排出量のうち、電気の使用によるものは全体の約50%を占めています。
(JCCCAウェブサイトより)
家庭では多くの電化製品が使われていますが、中でもエアコン、冷蔵庫、照明器具で多くの電力を消費しています。
無理のない範囲で節電し、環境にもお財布にも優しい生活を心がけましょう。
(JCCCAウェブサイトより)
使用していない部屋の電気は消そう
照明は家庭の電気使用量のうち、約14%と多くの割合を占めています。使用していない部屋の消灯に取り組みましょう。
実践のヒント
- 人感センサー付きのLEDを活用
- 家族が同じ部屋に集まる【家庭】
- 時間設定を行い自動消灯【事業者】
実践による効果
- 白熱電球の点灯時間を1日1時間短縮すると…
【年間削減量】
・二酸化炭素 9.6kg ・電気代 610円
【参考】【資源エネルギー庁】省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約」
冷蔵庫やエアコンの温度は適切にしよう
冷蔵庫は家庭の電気使用量のうち約14%、エアコンは約15%とどちらの機器も多くの電気を使用します。エアコンや冷蔵庫など電気使用量の大きい機器の設定を見直しましょう。
実践のヒント
- 冷蔵庫は設定温度を「強」から「中」に変更
※性能や周辺温度によって効きが悪い場合もありますので、その際は要調整 - 冷蔵庫の開閉は少なく
- 冷房時室温28℃、暖房時室温20℃を目安として温度設定
※外気温や体調などを考慮して実践 - 二重窓や二重サッシで窓の断熱
- クールビズ・ウォームビズなどで、体感温度を調整
実践による効果
- 冷蔵庫の設定温度を「強」から「中」にすると...
【年間削減量】
・二酸化炭素 30.1kg ・電気代 1,910円 - 冷房の設定温度を27℃から28℃にすると...
【年間削減量】
・二酸化炭素 14.8kg ・電気代 940円 - 暖房の設定温度を21℃から20℃にすると...
【年間削減量】
・二酸化炭素 25.9kg ・電気代 1,650円
【参考】【資源エネルギー庁】省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約」
省エネ性能の高い家電や機器を選択しよう
省エネ性能は日々向上しています。買い替えの際には、各家電の省エネ性能を比較してみましょう。
実践のヒント
- 古い家電と最新の家電を比較ができるサイト「しんきゅうさん」を活用
- 最新の家電の省エネ性能の比較ができる「省エネ性能カタログ」を活用
- 家電量販等で掲示している省エネ性能(☆の数)や電気使用量を確認
- 自動車は、電気自動車やハイブリッド車など燃費の良い次世代自動車を検討
実践による効果
- 白熱電球から電球型LEDランプに交換すると…
【年間削減量】
・二酸化炭素 43.9kg ・電気代 2,790円 - 20年前の冷蔵庫から最新の冷蔵庫に買い替えると…
【年間削減量】
・二酸化炭素 253kg ・電気代 17,730円
【参考】【環境省】しんきゅうさん
【参考】【資源エネルギー庁】省エネ性能カタログ電子版
【参考】【資源エネルギー庁】省エネポータルサイト「無理のない省エネ節約」
【参考】【資源エネルギー庁】省エネポータルサイト「機器の買換で省エネ節約」